オバラウ島は、スバから東へ約40km、ナウソリ空港からはわずか15分のところにある。島の面積101平方キロメートルで、火山によって出来たカルデラが中央にあり、島全体に火山岩が露出し、険しい丘陵地となっている。海岸線は、溶岩が露出したところやマングローブに覆われたところが多く砂浜の海岸は僅か。 空港はレブカの近くに平坦な所がないため、バスで40分程の島の西側のブレタの村にある。道路は、レブカ市内を除いて舗装されていない。島の人口は約10,000人。
 1800年の初頭は、白檀の貿易船が食料と水の搭載のために寄航していたが、1830年代には定住者が増え、フィジーの女性と結婚する貿易商人も少なくなかった。 レブカのチーフの保護もあり、居留者は、亀甲やココナツ・オイルの取引を行うようになる。1870年まで、殖民や居留で増え続け、欧米人の人口は600人に。当時は、ビーチ通りに52のホテルやバーが並んでいたという。1871年から1874年まで、ラツ・ザコンバウが自身の政府の首都をレブカに置く。その後1874年、英国統治下で正式にフィジーの首都となった。1882年、オバラウ島での開発が、地形的に困難なことからスバに首都が移された。1888年と1905年のハリケーンにより、街の北部が吹き飛ばされる被害に。また、19世紀の終わりには、貿易の殆どがスバに移り、1930年代にはコブラ市場の急落で、レブカは歴史から忘れられた街となった。
 現在のレブカは、Lomaivitiグループ及び東部地区の行政、教育、農業の中心で、港は公式な国際港となっている。現在レブカの人口は3,500人、主要産業は、漁業と観光。漁業は、1970年代に設立されたPacific Fishing Company(PAFCO)の缶詰工場があり、約650人が雇用されている。観光は、フィジーの古都としての魅力とオバラウ島周辺や近隣の島でのリゾート、ダイビングで、最近は海外からの旅行者が少しずつ増えてきている。新しい観光振興のため、レブカが出来るだけ速くユネスコの世界遺産に登録されることが期待されている。
(2006年12月現在)
top>
inserted by FC2 system